【AFP=時事】男子テニスのシーズン最終戦、ATPファイナルズは13日、イタリア・トリノでシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は6-3、7-6(10-8)で第8シードのアンドレイ・ルブレフを破り、大会初勝利を挙げた。一方、第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)は第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に敗れ、4強進出決定のチャンスを逃した。
試合前には疲労や体調不良に苦しんでいたにもかかわらず、はるかに良い状態に見えたアルカラスはルブレフに快勝し、ジョン・ニューカム・グループの最下位から抜け出した。
初戦でルードにストレート負けを喫した後、12日のトレーニングを早々に切り上げていたアルカラスは、呼吸に問題があるとコーチのファン・カルロス・フェレーロ氏からの発言もあり、出場続行が危ぶまれていた。
試合後のオンコートインタビューでアルカラスは「先週から体調が悪かったが、きょうは良くなると思っていた。試合はできる状態だったが、初戦を考えると具合が悪くてプレーできないのではとかなり考えていた」とし、「きょうはコートに立って、テニスのことだけを考えて、ハイレベルなプレーをしようとした。初戦は皆さんを楽しませることができなくて、良いテニスができなかった」と振り返った。
一方でATPファイナルズでは6連敗となったルブレフは、組最下位に転落している。
アルカラスが勝利したことを受け、ルードはズベレフを破れば1試合を残して準決勝進出が決まる状況だった。しかし、ズベレフは圧倒的なパフォーマンスを見せて7‐6(7‐3)、6‐3で勝利を挙げ、2連勝で4強入りをほぼ確実なものにしている。
組首位に立つズベレフは、15日の一戦でアルカラスを敗退に追い込む可能性がある。同日にはルードとルブレフが対戦する。
【翻訳編集】AFPBB News
試合前には疲労や体調不良に苦しんでいたにもかかわらず、はるかに良い状態に見えたアルカラスはルブレフに快勝し、ジョン・ニューカム・グループの最下位から抜け出した。
初戦でルードにストレート負けを喫した後、12日のトレーニングを早々に切り上げていたアルカラスは、呼吸に問題があるとコーチのファン・カルロス・フェレーロ氏からの発言もあり、出場続行が危ぶまれていた。
試合後のオンコートインタビューでアルカラスは「先週から体調が悪かったが、きょうは良くなると思っていた。試合はできる状態だったが、初戦を考えると具合が悪くてプレーできないのではとかなり考えていた」とし、「きょうはコートに立って、テニスのことだけを考えて、ハイレベルなプレーをしようとした。初戦は皆さんを楽しませることができなくて、良いテニスができなかった」と振り返った。
一方でATPファイナルズでは6連敗となったルブレフは、組最下位に転落している。
アルカラスが勝利したことを受け、ルードはズベレフを破れば1試合を残して準決勝進出が決まる状況だった。しかし、ズベレフは圧倒的なパフォーマンスを見せて7‐6(7‐3)、6‐3で勝利を挙げ、2連勝で4強入りをほぼ確実なものにしている。
組首位に立つズベレフは、15日の一戦でアルカラスを敗退に追い込む可能性がある。同日にはルードとルブレフが対戦する。
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