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タイソン、ポールに敗戦も「後悔ない」 6月に「死にかけた」とも明かす

AFPBB News 2024年11月17日 9時58分

【AFP=時事】15日の復帰戦に敗れたボクシング、元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン(58)が、「最後にもう一度」リングに上がったことに後悔はないと語った。

タイソンは15日、米テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで復帰戦に臨み、米ユーチューバーからプロボクサーに転身したジェイク・ポール(27)に0対3の判定負けを喫した。試合は7万2300人の観客を集め、放送した米動画配信大手ネットフリックスによれば、世界中の6000万世帯が視聴したという。

敗戦直後には再び試合を行う可能性も口にしていたタイソンだが、16日に自身のX(旧ツイッター)を更新し「負けはしたが勝ったようなものだ。昨夜のことに感謝している。最後にもう一度リングに上がったことに後悔はない」と投稿した。

また、試合が7月から延期される原因となった健康問題についても詳述。当時は潰瘍の再発とされていたが、「6月に死にかけた。8回の輸血を受けた。病院で血の半分と体重25ポンド(約11キロ)を失い、戦うためにまずは健康を取り戻す必要があった。だからこれは勝利だ」とつづり、「満員のスタジアムで、年齢が半分の才能あるファイターと8ラウンドを戦い抜く姿を子どもたちに見せられた。これは望んでもなかなか得られる経験ではない」と感謝した。

対戦相手のポールも、Xに「記録破りの男。愛してるよ、マイク」と投稿し、「数字は嘘をつかない。間もなく次の発表があるだろう」と視聴者数を誇りながら次戦を示唆している。

【翻訳編集】AFPBB News

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