【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ次期大統領が、男子ゴルフ界の溝を埋める交渉で行き詰まっている全米プロゴルフ協会(PGA)とLIVゴルフリーグのスポンサーであるサウジアラビアの政府系基金パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)のトップと相次いで会談した。米紙ワシントン・ポストが17日、報じた。
同紙は、トランプ氏が15日に米フロリダ州ウエストパームビーチにあるトランプ・インターナショナル・ゴルフクラブでPGAコミッショナーのジェイ・モナハン氏とラウンドし、翌16日にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで総合格闘技団体「UFC」の試合を観戦した際、PIFのヤセル・ルマイヤン総裁の隣に座ったと伝えている。
トランプ氏はこれまで、自身が所有するコースでPGAとLIVゴルフの大会を開催している。
2023年6月に男子ゴルフ米ツアーとLIVゴルフの事業統合が発表されたが、交渉は昨年12月の期限を過ぎても進展がほとんどない。それ以降の男子ゴルフ界は米ツアーとLIVゴルフの間でトップ選手が分裂したままとなっており、今後の計画に苦慮している。
トランプ氏は今月初め、ポッドキャスト番組の中で「その取引を成立させるのに15分もかからないだろう」「私は、ツアーは一つであるべきだと考えていて、そのツアーに最高の選手がいるべきだと思っている」と述べ、両者の仲介役を買って出ていた。
一方で、この日欧州ツアー最終戦のDPワールドツアー選手権で優勝を果たしたロリー・マキロイ(北アイルランド)は、トランプ氏の隣で「UFC」を観戦していた実業家のイーロン・マスク氏が、取引をまとめる手助けができるかもしれないとコメントした。
「彼(トランプ氏)ならできるかもしれない。隣には私が世界で一番賢いと思っているイーロン・マスクがいる。マスクを巻き込めば何かできるかもしれない」
【翻訳編集】AFPBB News
同紙は、トランプ氏が15日に米フロリダ州ウエストパームビーチにあるトランプ・インターナショナル・ゴルフクラブでPGAコミッショナーのジェイ・モナハン氏とラウンドし、翌16日にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで総合格闘技団体「UFC」の試合を観戦した際、PIFのヤセル・ルマイヤン総裁の隣に座ったと伝えている。
トランプ氏はこれまで、自身が所有するコースでPGAとLIVゴルフの大会を開催している。
2023年6月に男子ゴルフ米ツアーとLIVゴルフの事業統合が発表されたが、交渉は昨年12月の期限を過ぎても進展がほとんどない。それ以降の男子ゴルフ界は米ツアーとLIVゴルフの間でトップ選手が分裂したままとなっており、今後の計画に苦慮している。
トランプ氏は今月初め、ポッドキャスト番組の中で「その取引を成立させるのに15分もかからないだろう」「私は、ツアーは一つであるべきだと考えていて、そのツアーに最高の選手がいるべきだと思っている」と述べ、両者の仲介役を買って出ていた。
一方で、この日欧州ツアー最終戦のDPワールドツアー選手権で優勝を果たしたロリー・マキロイ(北アイルランド)は、トランプ氏の隣で「UFC」を観戦していた実業家のイーロン・マスク氏が、取引をまとめる手助けができるかもしれないとコメントした。
「彼(トランプ氏)ならできるかもしれない。隣には私が世界で一番賢いと思っているイーロン・マスクがいる。マスクを巻き込めば何かできるかもしれない」
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