【AFP=時事】カリブ海の島国ハイチの首都ポルトープランスで、警察と自警団が夜間の作戦によりギャング構成員28人を殺害した。当局が19日、明らかにした。政府は首都のギャング支配地域の奪還を試みている。
ハイチでは、同国の広範囲を暴力で支配下に置くギャングに抵抗する住民によって自警団が結成されている。
ハイチ国家警察で報道を担当するリオネル・ラザール氏によれば、警察は午前2時ごろ、富裕層が住む郊外ペシオンビルでギャング構成員を乗せたトラックを停止させた。また、首都中心部でも構成員を乗せたバスを止めた。
警察は両エリアでギャングに発砲し、10人を殺害。逃走した構成員を自警団の助けを借りて追い詰め、捕らえた。
ポルトープランスでは昨年も自警団による報復が起きている。この時はギャング構成員とされる十数人が住民に石で打たれ、生きたまま焼かれた。
重武装したギャングはポルトープランスの約80%を支配。武器で劣る警察を支援するためケニア主導の多国籍部隊が配備されているにもかかわらず、日常的に市民を標的としている。
【翻訳編集】AFPBB News
ハイチでは、同国の広範囲を暴力で支配下に置くギャングに抵抗する住民によって自警団が結成されている。
ハイチ国家警察で報道を担当するリオネル・ラザール氏によれば、警察は午前2時ごろ、富裕層が住む郊外ペシオンビルでギャング構成員を乗せたトラックを停止させた。また、首都中心部でも構成員を乗せたバスを止めた。
警察は両エリアでギャングに発砲し、10人を殺害。逃走した構成員を自警団の助けを借りて追い詰め、捕らえた。
ポルトープランスでは昨年も自警団による報復が起きている。この時はギャング構成員とされる十数人が住民に石で打たれ、生きたまま焼かれた。
重武装したギャングはポルトープランスの約80%を支配。武器で劣る警察を支援するためケニア主導の多国籍部隊が配備されているにもかかわらず、日常的に市民を標的としている。
【翻訳編集】AFPBB News