マンC、グアルディオラ監督と2年契約延長

【AFP＝時事】サッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは21日、ジョゼップ・グアルディオラ監督との2年の契約延長を発表した。指揮官は「今、去ることはできない」と述べ、在任期間で最も厳しい時期に直面しているクラブを支える意向を示した。

シティはプレミアリーグの財務規定違反に関する115件の違反の疑いについて、審理が続けられている。クラブ側はこれらの違反を完全に否定しているが、その中で今後が不透明なこともあり、グアルディオラ監督のシティでのキャリアが終わりに近づいているとの臆測もあった。

またチームは現在公式戦4連敗を喫しており、PK戦を除けばグアルディオラ監督にとってはこれがキャリア最悪の戦績となっているが、それでもリーグ戦では首位リバプールと勝ち点5差の2位につけている。

シティがリーグ戦4連覇と最多記録を更新し続ける中、22‐23シーズンにはリーグ戦、FAカップ、チャンピオンズリーグの3冠も達成したグアルディオラ監督は、本拠地エティハド・スタジアムでの最後のシーズンになるという考え方を改めたと述べた。

2027年までの契約延長に合意した指揮官はクラブのインタビューで「今、去ることはできない」「おそらく4連敗が去ることができないと感じた理由だ」と話した。

ここ数週間、今後について繰り返し質問されていたが、「シーズンの初めから多くのことを考えていた。正直に言うと、今シーズンが最後のシーズンであるべきだと思っていた」「しかし、同時に、先月問題が発生したとき、今は去る時ではないと感じた。クラブを失望させたくないと言いたい」と続けた。

「これまでに勝ち取ったトロフィーに、さらなるトロフィーを追加していければと思う。そこに私は集中していく」

【翻訳編集】AFPBB News