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中国、ICCに「客観的」立場求める ネタニヤフ氏への逮捕状で

AFPBB News 2024年11月22日 19時23分

【AFP=時事】中国政府は22日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)に対し、客観的かつ公正であるよう求めた。

中国外務省の林剣報道官は定例会見で、ネタニヤフ氏に対する逮捕状に関する質問に答え、「中国はICCが客観的かつ公正な立場を堅持し、法に基づきその権限を行使することを望んでいる」と述べた。

ICCは21日、イスラエルのネタニヤフ首相とヨアブ・ガラント前国防相に対し、2023年10月8日から2024年5月20日までに犯された「人道に対する罪と戦争犯罪」に関し、逮捕状を出した。この措置に対し、ネタニヤフ氏は「反ユダヤ主義だ」と猛反発している。

中国はイスラエルや米国同様、ICCの加盟国ではないが、「パレスチナ問題に関して国際社会が公正と正義を実現し、国際法の権威を維持するためのいかなる努力も支持する」としている。

林氏はまた、米国がネタニヤフ氏に対するICCの追及に反対する一方、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対する逮捕状発布を支持していることについて「二重基準」だと非難。「中国は一部の国が都合の良いときだけ国際法を利用し、二重基準を採用することに一貫して反対している」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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