【AFP=時事】今年7月に世界文化遺産に登録された新潟県佐渡市の「佐渡島(さど)の金山」で24日に行われた労働者追悼式について、韓国外務省は25日、日本側が合意の条件を満たしていないとして「遺憾」の意を表明した。
韓国政府は先週、日本による植民地支配時代に佐渡金山に強制的に動員され、厳しい環境に置かれた朝鮮半島出身者を含む労働者の追悼式への参加を見送ると発表していた。
韓国外務省は25日の声明で、外交官を通じて「追悼式をめぐる日本の態度に対して遺憾の意」を在韓日本大使館に伝えたと述べた。
同省報道官は記者団に対し、韓国が佐渡金山の世界遺産登録に対する異議を撤回した際の合意に基づく日本側の約束が果たされていないと述べた。
韓国側は独自に、朝鮮半島出身労働者が暮らしていた宿舎の跡地で追悼行事を行った。
【翻訳編集】AFPBB News
韓国政府は先週、日本による植民地支配時代に佐渡金山に強制的に動員され、厳しい環境に置かれた朝鮮半島出身者を含む労働者の追悼式への参加を見送ると発表していた。
韓国外務省は25日の声明で、外交官を通じて「追悼式をめぐる日本の態度に対して遺憾の意」を在韓日本大使館に伝えたと述べた。
同省報道官は記者団に対し、韓国が佐渡金山の世界遺産登録に対する異議を撤回した際の合意に基づく日本側の約束が果たされていないと述べた。
韓国側は独自に、朝鮮半島出身労働者が暮らしていた宿舎の跡地で追悼行事を行った。
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