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プレミア12制覇の台湾がパレード、総統も祝福「台湾には野球もある」

AFPBB News 2024年11月27日 9時45分

【AFP=時事】野球の国際大会「プレミア12」で優勝した台湾代表チームが26日、台北で盛大な優勝パレードを行った。

東京ドームで行われた24日の決勝で、台湾は日本を4-0で下して優勝。人口2300万人の島に歓喜をもたらし、25日にF16戦闘機4機の出迎えを受けて凱旋(がいせん)していた。

チームはこの日、胸に台湾と書かれたパーカーを着て軍用ジープやトラックで市内を行進した。ファンが叫び、チアリーダーが踊り、紙吹雪が舞う中で総統府まで向かい、同じパーカーを着た頼清徳総統と蕭美琴副総統に迎えられた。

台湾では野球人気が非常に高く、プレミア12初優勝が新聞の一面を飾り、SNSのチャットグループやオフィスの話題の中心となっている。この日も大勢のファンが沿道で台湾の旗などを振り、オフィスの窓から身を乗り出して選手を見送る人もいた。

パレードを見物した30代の男性は「2晩も眠れなかった、それほど興奮しているんだ」と話し、「20年間試合を見てきたが、台湾のチームが国際大会で優勝する日が来るとは思わなかった」と喜んだ。

総統府で選手を出迎えた頼総統は、「台湾の存在を世界に示してくれてありがとう」とねぎらい、「台湾は半導体だけではない。台湾には野球もある」と話した。

【翻訳編集】AFPBB News

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