【AFP=時事】南アフリカ生まれのHIV(ヒト免疫不全ウイルス)陽性者でHIVの啓発運動に取り組む活動家が、「世界エイズデー」の12月1日、同国出身の俳優シャーリーズ・セロンさんのインスタグラム・アカウントを1日だけ運用する。国連合同エイズ計画(UNAIDS)が28日、発表した。
UNAIDSによれば、約760万人のフォロワーを持つセロンさんのアカウント@charlizeafricaの使用を託されるのは、イバノモンデ・ンゲマさん(21)。
出生時にHIVに感染したンゲマさんは、HIVに関する誤解を解き、偏見をなくすための啓発運動を行っている。今回の企画は、HIVと共に生きる若者たちの体験をもっと知ってもらうことにあるという。
映画『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、最近では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』への主演で知られるセロンさんは、国連の「ピース・メッセンジャー」として、若い女性や少女のHIV感染を助長する構造的な不平等の解消に取り組んできた。
セロンさんは、「エイズ撲滅は実現可能」だと主張。
「ただし、それにはまず、HIV陽性者を保護するための法律や政策、社会的な慣習を通じて、有害な偏見や差別の枠組みを完全に解体しなければならない」と訴えている。
【翻訳編集】AFPBB News
UNAIDSによれば、約760万人のフォロワーを持つセロンさんのアカウント@charlizeafricaの使用を託されるのは、イバノモンデ・ンゲマさん(21)。
出生時にHIVに感染したンゲマさんは、HIVに関する誤解を解き、偏見をなくすための啓発運動を行っている。今回の企画は、HIVと共に生きる若者たちの体験をもっと知ってもらうことにあるという。
映画『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、最近では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』への主演で知られるセロンさんは、国連の「ピース・メッセンジャー」として、若い女性や少女のHIV感染を助長する構造的な不平等の解消に取り組んできた。
セロンさんは、「エイズ撲滅は実現可能」だと主張。
「ただし、それにはまず、HIV陽性者を保護するための法律や政策、社会的な慣習を通じて、有害な偏見や差別の枠組みを完全に解体しなければならない」と訴えている。
【翻訳編集】AFPBB News