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台湾が防空演習 中国の気球2基確認の報告も

AFPBB News 2024年11月28日 15時10分

【AFP=時事】台湾軍は28日朝、航空機や艦船、防空システムを投入して軍事演習を実施した。台湾国防部(国防省)は同日、本島付近で中国の気球2基を確認したとしている。

台湾空軍司令部は声明で、演習の狙いは「防空部隊の対応と交戦手順」を確認することだと説明。「午前5~7時にさまざまな航空機、艦船、防空ミサイルシステムが投入された」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。

一方、国防部は同日、本島北方の海域で中国の気球2基を確認したと報告した。

気球は27日午後、それぞれ基隆市から北西に約111キロ地点と北に約163キロの地点で確認された。

これらの海域では24日にも中国の気球が目撃されている。

28日午前6時までの24時間には、気球2基だけでなく、中国の軍用機13機と艦船7隻も台湾周辺で確認されたという。

台湾は中国の気球について、戦争行為には及ばない「グレーゾーン」の嫌がらせ戦術だと説明している。

【翻訳編集】AFPBB News

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