【AFP=時事】ペルーで27日、同国の砂漠で発見された1000万〜1200万年前の海生ワニの幼体の化石が公開された。
英名「fish-eating crocodile(魚を食べるワニ)」で、ガビアルと呼ばれるワニの化石は、全長約3メートル。2023年末、首都リマの南方約350キロにあるオクカヘ砂漠で完璧な状態で発見された。
脊椎動物古生物学者で、化石の復元を主導したマリオ・ガマラ氏は会見で、「この種の幼体を発見したのは初めてだ」と述べ、「つまり、成長しきる前に死んだということになる」と説明した。
頭蓋骨と顎は、現代のワニとは異なっていると指摘。
「細長い口吻(こうふん)を持ち、もっぱら魚を主食としていた」とし、「現存する近縁種はインドガビアルと考えられる」と付け加えた。
【翻訳編集】AFPBB News
英名「fish-eating crocodile(魚を食べるワニ)」で、ガビアルと呼ばれるワニの化石は、全長約3メートル。2023年末、首都リマの南方約350キロにあるオクカヘ砂漠で完璧な状態で発見された。
脊椎動物古生物学者で、化石の復元を主導したマリオ・ガマラ氏は会見で、「この種の幼体を発見したのは初めてだ」と述べ、「つまり、成長しきる前に死んだということになる」と説明した。
頭蓋骨と顎は、現代のワニとは異なっていると指摘。
「細長い口吻(こうふん)を持ち、もっぱら魚を主食としていた」とし、「現存する近縁種はインドガビアルと考えられる」と付け加えた。
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