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フィンランド、禁止された対人地雷の再導入を検討

AFPBB News 2024年11月29日 12時13分

【AFP=時事】フィンランド国防省は28日、現在国際法で禁止されている対人地雷を防衛兵器として再導入することを検討しているとAFPに明らかにした。

地面に埋められた対人地雷を踏めば、即死はしなくても手足を失うことが多く、被害者の援助団体は市民への長期的な影響を非難している。

フィンランドは2012年に対人地雷の使用、備蓄、生産、移転を禁止する対人地雷禁止条約(オタワ条約)に加入。対人地雷を放棄した。

しかし、フィンランドの地雷再導入支持派は、ロシアのウクライナ侵攻で国の安全保障環境が変化したと主張。オタワ条約への取り組みを再評価するよう当局に促している。

国防省はAFPに対し、夏から軍が対人地雷の再導入が必要か否かを評価していると述べた。

同省は「この評価はウクライナでの戦争から得た教訓と緊迫した安全保障状況に基づいている」として、結論は来年発表される報告書で提示されると説明した。

【翻訳編集】AFPBB News

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