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ベルリンの医師、在宅看護の高齢者殺害容疑で捜査

AFPBB News 2024年11月29日 13時4分

【AFP=時事】ドイツの首都ベルリンで在宅看護の緩和ケアを担っていた医師が、担当していた高齢患者8人を殺害し、一部の事件については隠蔽(いんぺい)するために患者宅に放火した疑いで身柄を拘束された。検察が28日、明らかにした。

容疑者の医師は40歳で、氏名は公表されていない。6月11日から7月24日の間に、72~94歳の女性4人を殺害した疑いで8月に拘束された。検察はさらに61~83歳の男女4人の死にも関与しているとみている。

8月の警察発表によると、医師は過失致死4件、放火1件、放火未遂3件の容疑で捜査対象となっている。ベルリンの検察は現在、殺人事件として扱っていると述べた。

容疑には、ベルリンのテンペルホーフ地区にあるアパートで70歳の女性に複数の薬物を混ぜたカクテル剤を投与し、その後、放火した疑いなどが含まれている。また70歳と83歳の男性、61歳の女性に致死量の薬物を投与した疑いもある。

ドイツの同様の事件は、2000~2005年にかけて入院患者に薬剤を意図的に過剰投与して85人を殺害、2019年に終身刑を宣告された元看護師ニールス・ヘーゲル受刑者の例がある。

また最近では昨年、看護師の男(27)が処方外の薬物を故意に投与し、患者2人を殺害したとして終身刑を宣告された。

【翻訳編集】AFPBB News

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