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リトアニア、中国代表部職員3人を国外追放

AFPBB News 2024年11月30日 11時45分

【AFP=時事】バルト3国のリトアニアは29日、中国代表事務所の職員3人を国外追放すると発表した。

リトアニアが台湾を支持し、また、バルト海での海底通信ケーブル断線に中国船が関与した疑惑をめぐり、両国は緊張関係にある。

バルト海でのスウェーデン領海で今月、海底通信ケーブルが相次いで断線。うち1本はスウェーデン領ゴットランド島とリトアニアを結ぶものだった。

船舶の位置情報をリアルタイムで提供するウェブサイトによれば、ケーブルが断線した頃、その上を中国船「伊鵬3号」が航行していた。このことから同船に疑惑が向けられている。

リトアニア外務省は29日、中国代表事務所の職員3人について、「国内に駐在させるのは望ましくないと判断された」と説明。

国外追放処分とした理由については、「ウィーン条約とリトアニア法に違反する活動」と主張するにとどめた。

リトアニアは27日、欧州検察機構(ユーロジャスト)の支援を受けてスウェーデンおよびフィンランドとケーブル断線に関する合同調査チームを立ち上げたと発表。

中国は本件とは無関係だと主張しているが、29日は調査に「協力する意向」を表明した。

【翻訳編集】AFPBB News

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