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米慈善団体の職員3人がガザ空爆で死亡 活動を一時停止へ

AFPBB News 2024年12月1日 10時43分

【AFP=時事】米慈善団体ワールド・セントラル・キッチン(WCK)は11月30日、パレスチナ自治区ガザでのイスラエル軍の空爆でスタッフ3人が死亡したのを受け、「ガザでの活動を一時停止する」と発表した。イスラエル軍は死亡したスタッフの1人について、昨年10月7日のハマスの越境攻撃に関与したと主張している。

ガザ民間防衛当局の報道官は11月30日、AFPに対し、南部の主要都市ハンユニスで空爆があり、「WCKの職員3人」を含む5人が死亡したと述べた。

WCKも同日夜、「車に乗っていた3人はわれわれの請負業者だった」とAFPに明らかにした。

これに先立ちイスラエル軍は、WCKで働いていたパレスチナ人を殺害したと発表。この人物はイスラエルに潜入し、昨年10月7日の殺りくに関与した「テロリスト」だと非難した。

WCKは声明で、「車に乗っていた人物が10月7日のハマスの攻撃に関与していたという情報は一切ない」と述べた。

WCKによると、空爆を受けた車両にはWCKのロゴは記されていなかった。

4月にもイスラエル軍の空爆で、英国、オーストラリア、ポーランド、米国、カナダ、パレスチナ国籍のWCKのスタッフ7人が殺害されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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