【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は1日、ロシアとの停戦交渉に入る前に北大西洋条約機構(NATO)からの安全保障上の確約と、自衛のためのさらなる武器が必要だとの考えを示した。
この日、欧州連合(EU)の新たな外交安全保障上級代表(外相)に就任したカヤ・カラス氏と、欧州理事会議長(EU大統領)に就任したアントニオ・コスタ氏が首都キーウを訪れ、ゼレンスキー氏と会談。両者は就任初日に、ウクライナへの支持を表明した。
ゼレンスキー氏はコスタ氏との共同記者会見で、「NATO加盟への招待はわれわれの存続に不可欠だ」と述べた。
厳しい冬を迎える中、ウクライナの電力網はロシア軍による執拗(しつよう)な攻撃を受け、疲弊した軍部隊は前線で後退を強いられている。
また、ドナルド・トランプ次期米大統領の就任後も米国のウクライナ支援が継続されるか、疑問視されている。トランプ氏が迅速な和平合意を追求し、ウクライナに痛みを伴う譲歩を強いるのではないかとの懸念もある。
ゼレンスキー氏は、いかなるものであれロシアとの交渉に入る前には自国が「強い立場」に立つ必要があるとし、「NATOとの前進」と自衛のための「十分な数」の長距離兵器を求めた。
【翻訳編集】AFPBB News
この日、欧州連合(EU)の新たな外交安全保障上級代表(外相)に就任したカヤ・カラス氏と、欧州理事会議長(EU大統領)に就任したアントニオ・コスタ氏が首都キーウを訪れ、ゼレンスキー氏と会談。両者は就任初日に、ウクライナへの支持を表明した。
ゼレンスキー氏はコスタ氏との共同記者会見で、「NATO加盟への招待はわれわれの存続に不可欠だ」と述べた。
厳しい冬を迎える中、ウクライナの電力網はロシア軍による執拗(しつよう)な攻撃を受け、疲弊した軍部隊は前線で後退を強いられている。
また、ドナルド・トランプ次期米大統領の就任後も米国のウクライナ支援が継続されるか、疑問視されている。トランプ氏が迅速な和平合意を追求し、ウクライナに痛みを伴う譲歩を強いるのではないかとの懸念もある。
ゼレンスキー氏は、いかなるものであれロシアとの交渉に入る前には自国が「強い立場」に立つ必要があるとし、「NATOとの前進」と自衛のための「十分な数」の長距離兵器を求めた。
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