【AFP=時事】ウクライナへの軍事侵攻で国際スポーツから孤立しているロシアは13日、同国五輪委員会(ROC)の新たな会長に、西側諸国から制裁を受けているスポーツ相のミハイル・デグチャリョフ氏(43)を指名した。
ROCによると、10月に当時の会長であるスタニスラフ・ポズドニャコフ氏が予期せず辞任したことを受け、デグチャリョフ氏は無投票でROCのトップに選出されたという。
ロシアのスポーツ界は近年多くの危機に直面しており、国家ぐるみの薬物スキャンダルでこれまでに数十個の五輪メダルを剥奪されているほか、ウクライナ紛争を理由に今夏のパリ五輪も参加を禁止された。
デグチャリョフ氏は極右政党・ロシア自由民主党のメンバーで、与党「統一ロシア」の所属ではないにもかかわらず、5月にウラジーミル・プーチン大統領からスポーツ相に任命された。
2014年にはウクライナ東部の分離主義武装勢力を支持したことで欧州連合(EU)から制裁を受けており、2023年にはウクライナ侵攻でロシア市民の徴兵に協力したとして米国からブラックリストに載せられた。
【翻訳編集】AFPBB News
ROCによると、10月に当時の会長であるスタニスラフ・ポズドニャコフ氏が予期せず辞任したことを受け、デグチャリョフ氏は無投票でROCのトップに選出されたという。
ロシアのスポーツ界は近年多くの危機に直面しており、国家ぐるみの薬物スキャンダルでこれまでに数十個の五輪メダルを剥奪されているほか、ウクライナ紛争を理由に今夏のパリ五輪も参加を禁止された。
デグチャリョフ氏は極右政党・ロシア自由民主党のメンバーで、与党「統一ロシア」の所属ではないにもかかわらず、5月にウラジーミル・プーチン大統領からスポーツ相に任命された。
2014年にはウクライナ東部の分離主義武装勢力を支持したことで欧州連合(EU)から制裁を受けており、2023年にはウクライナ侵攻でロシア市民の徴兵に協力したとして米国からブラックリストに載せられた。
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