【AFP=時事】世界自然保護基金(WWF)は16日、東南アジアのメコン川流域で昨年、234種の新種生物が確認されたと発表した。コウモリや、目の周りにまつげのようなうろこを持つクサリヘビの仲間が含まれるという。
調査はカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの大メコン圏を対象に行われた。特定された新種生物は、脊椎動物と維管束植物(コケ類、藻類、菌類を除く)の234種。
その中には、目の周りに茶色とミントグリーンのうろこがあり、まつげのように見えるクサリヘビの仲間や、反響定位に使用される鼻葉が発達した体重5~7グラムの小型コウモリが含まれる。
新種の約半数はベトナムで見つかり、うち106種は同国固有の種だった。
WWFは、メコン川流域には科学的探査の余地が十分残されているが、主に森林伐採や野生動物取引などの人的圧力により「多くの種が発見される前に絶滅する可能性がある」と警告している。
【翻訳編集】AFPBB News
調査はカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの大メコン圏を対象に行われた。特定された新種生物は、脊椎動物と維管束植物(コケ類、藻類、菌類を除く)の234種。
その中には、目の周りに茶色とミントグリーンのうろこがあり、まつげのように見えるクサリヘビの仲間や、反響定位に使用される鼻葉が発達した体重5~7グラムの小型コウモリが含まれる。
新種の約半数はベトナムで見つかり、うち106種は同国固有の種だった。
WWFは、メコン川流域には科学的探査の余地が十分残されているが、主に森林伐採や野生動物取引などの人的圧力により「多くの種が発見される前に絶滅する可能性がある」と警告している。
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