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前回王者リバプールがEFL杯準決勝進出、アーセナルも4強入り

AFPBB News 2024年12月19日 11時17分

【AFP=時事】イングランド・フットボールリーグカップは18日、準々決勝が行われ、リバプールは指揮官不在のサウサンプトンを2-1で下して準決勝進出を決めた。一方でアーセナルは、ゴールから遠ざかっていたガブリエウ・ジェズスがハットトリックを達成し、3-2でクリスタルパレスを退けて4強入りを果たした。

ベンチ入り禁止処分を受けてスタンドから試合を見守ったリバプールのアルネ・スロット監督は、モハメド・サラーやビルヒル・ファン・ダイクを休養させるなど、2-2で引き分けたフラムとのリーグ戦から8人を入れ替えた。その中でもリバプールはサウサンプトンに対して脅威となり、24分にはトレント・アレクサンダー・アーノルドのパスに抜け出したダルウィン・ヌニェスが先制点を奪取。さらに32分にはハーヴェイ・エリオットがリードを広げる追加点を奪うと、その後の相手の反撃をキャメロン・アーチャーの1点に抑えた。

スロット監督の下で公式戦24試合中20勝目を挙げたリバプールは、通算10回の優勝を誇るこの大会で最多20回目の4強入りを果たしている。

トッテナム・ホットスパーに0-5で敗れてラッセル・マーティン前監督が解任となったサウサンプトンは、サイモン・ラスク暫定監督の初陣でも敗戦を免れることはできなかった。

エミレーツ・スタジアムでは、ジェズスが今年初めて本拠地での得点を挙げた。今季出場した20試合でゴールは2部プレストン・ノースエンド戦での1点にとどまっていたジェズスは、14日にスコアレスドローに終わったエバートン戦でブーイングを受けていたものの、タイミングよく9試合ぶりのゴールを奪った。

リーグ戦で首位リバプールを勝ち点6差で追うアーセナルは、21日に行われるパレスとの連戦に向けて8人を入れ替えた。開始4分にジャン・フィリップ・マテタに先制点を許したものの、その賭けは奏功し、ジェズスが54分、73分、81分にゴールを奪取。パレスはその後、元アーセナルのエディ・エンケティアが1点を返したものの、遅きに失した。

ニューカッスル・ユナイテッドはサンドロ・トナーリの2ゴールなどでブレントフォードに3-1で勝利し、2シーズン前に続く決勝進出に向けて前進している。

【翻訳編集】AFPBB News

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