【AFP=時事】ボクシング、WBAスーパー、WBC、WBO世界ヘビー級タイトルマッチが21日、サウジアラビアのリヤドで行われ、王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が判定3-0(116-112、116-112、116-112)でタイソン・フューリー(英国)との再戦に勝利し、無敗を維持して偉大な選手との評価を確固たるものにした。
ウシクはペースを上げ、正確な左フックでフューリーを何度も捉えた。3人のジャッジ全員が同スコアでウシクを支持し、フューリーは2連敗となった。
戦績はこれで23勝0敗(14KO)となり、五輪の金メダル獲得とクルーザー級の4団体統一を成し遂げている史上最高レベルのキャリアを継続している。
5月の自身との4団体統一戦に敗れるまで35戦無敗だったフューリーについてウシクは、「彼は素晴らしいファイターで、素晴らしいパフォーマンスだった」と語り、「自分のキャリアにとって信じられない24ラウンドだった」と振り返った。
ウシクは7か月前のフューリーとの1戦目で勝利し、4団体時代では初となるヘビー級の王座統一を成し遂げた。しかしその後、IBFに指名されたダニエル・デュボア(英国)とのファイトよりも、稼ぎになる今回の再戦を優先して同タイトルを返上したため、この試合ではWBA、WBO、WBCのベルトのみが懸かっていた。
一方、この敗戦で36歳のフューリーの今後は不透明になった。フューリーは2022年に一度は引退したものの、その後に復帰。現在の戦績は34勝2敗1分となっている。
報道によると、この試合のファイトマネーは1戦目よりも多い総額1億9000万ドル(約297億円)で、前回とは異なり王者ウシクの取り分の方が多い見込みとなっている。
【翻訳編集】AFPBB News
ウシクはペースを上げ、正確な左フックでフューリーを何度も捉えた。3人のジャッジ全員が同スコアでウシクを支持し、フューリーは2連敗となった。
戦績はこれで23勝0敗(14KO)となり、五輪の金メダル獲得とクルーザー級の4団体統一を成し遂げている史上最高レベルのキャリアを継続している。
5月の自身との4団体統一戦に敗れるまで35戦無敗だったフューリーについてウシクは、「彼は素晴らしいファイターで、素晴らしいパフォーマンスだった」と語り、「自分のキャリアにとって信じられない24ラウンドだった」と振り返った。
ウシクは7か月前のフューリーとの1戦目で勝利し、4団体時代では初となるヘビー級の王座統一を成し遂げた。しかしその後、IBFに指名されたダニエル・デュボア(英国)とのファイトよりも、稼ぎになる今回の再戦を優先して同タイトルを返上したため、この試合ではWBA、WBO、WBCのベルトのみが懸かっていた。
一方、この敗戦で36歳のフューリーの今後は不透明になった。フューリーは2022年に一度は引退したものの、その後に復帰。現在の戦績は34勝2敗1分となっている。
報道によると、この試合のファイトマネーは1戦目よりも多い総額1億9000万ドル(約297億円)で、前回とは異なり王者ウシクの取り分の方が多い見込みとなっている。
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