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ガザ人質解放交渉で「一定の進展」 ネタニヤフ氏

AFPBB News 2024年12月24日 15時19分

【AFP=時事】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は23日の国会で、パレスチナ自治区ガザ地区で拘束されている人質の解放に向けた交渉で「一定の進展」があったと述べた。

パレスチナの武装勢力もこの2日前、停戦と人質解放の合意に向けて進展があったと語っていた。カタール・ドーハで最近、カタール、エジプト、米国が仲介するガザ停戦交渉が再開し、合意への期待が高まっている。

ネタニヤフ氏は国会で「すべてを明らかにすることはできないが」と前置きをしつつ、「一定の進展があった。全員を連れ戻すまで行動を止めない」と述べた。

また、人質の家族に向けては「われわれはあなた方のこと考えており、あなた方の愛する人、つまりわれわれにとっても愛する人を決して諦めない」と発言した。

政府の人質解放に向けた交渉姿勢をめぐっては、人質の家族から疑問の声が上がっている他、極右の連立パートナーを意識して、あえて停戦交渉を停滞させて武力衝突を長引かせているとの批判も一部出ている。

2023年10月7日のハマスによる前例のない越境攻撃では、251人が拉致され、そのうち96人が今もガザで人質となっている。軍はこれまでに34人が死亡したとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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