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ブリンケン米国務長官、日韓など歴訪へ

AFPBB News 2025年1月5日 10時10分

【AFP=時事】アントニー・ブリンケン米国務長官は5日、韓国を訪問する。政治危機に直面する同国に対し、弾劾訴追された尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の政策を継続するよう慎重に促す考えとみられる。

ブリンケン氏は6日、趙兌烈(チョ・テヨル)外相と会談する。

ブリンケン氏はその後、日本を訪問する。

国務長官としての外国訪問は今回が最後になる可能性が高く、ドナルド・トランプ次期大統領の復権を控え、同盟国の結束強化を後押ししたジョー・バイデン大統領の実績を強調する狙いだ。

米国務省は声明で、韓国の政治危機には直接言及していないが、ブリンケン氏は、北朝鮮に関する情報共有の推進など、日米韓協力の堅持を求めていくことになるだろうと説明した。

バイデン政権はかつて、対日関係改善に向けた尹氏の大胆な行動や、世界が抱える諸問題を前に韓国がより大きな役割を果たす姿勢を示したことを高く評価していた。

尹氏は、歴史的成果となった日米韓首脳会談にバイデン氏と参加。「非常戒厳」を宣布する数か月前には、退任するバイデン氏の象徴的なイニシアチブである民主主義サミットの議長を務めた。

【翻訳編集】AFPBB News

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