【AFP=時事】女子テニスの大坂なおみは10日、腹部の負傷で前哨戦のASBクラシック決勝を途中棄権していた中で、四大大会(グランドスラム)のシーズン初戦で12日に開幕する全豪オープンの1回戦には「必ず」出場すると宣言した。
2019年と21年に全豪オープンで優勝している大坂は前週、ニュージーランド・オークランドで行われた前哨戦で2022年以来のツアー大会決勝進出を果たしたが、第1セットを先取したところでけがを理由に途中棄権した。
この日は全豪が行われるメルボルンパークで会見に臨み、「あのときは本当に打ちのめされた」「とにかく、つらかった。体が思うように動かないと感じたから」と振り返ると、「ここでプレーできるかとても不安だった」と明かした。
けがの程度を確認するために検査を受けたものの結果はちぐはぐで、「MRIの結果はすばらしいものではなかったけれど、悪くもなかった」としつつ、「試合でプレーできるとかなり楽観している。つまり、確実に試合には出られる」「ここに来てからの2日間は、かなり良い練習ができているので、順調に進んでいると思う」と語った。
2023年に第1子出産で1年3か月の休養を取り、1年前にツアー復帰を果たした27歳の大坂は、産休後は走ることさえ難しくテニスに復帰することは大変だったと認め、「プロレベルに戻るのが非常に難しい理由がよくわかる」「ガイドブックはない。でも、体が言うことに従うしかない」と手探りの状態であることを明かした。
現在世界ランキング50位につけている大坂は、全豪初戦で昨年大会の1回戦で敗れた同58位のキャロリン・ガルシア(フランス)と対戦する。
【翻訳編集】AFPBB News
2019年と21年に全豪オープンで優勝している大坂は前週、ニュージーランド・オークランドで行われた前哨戦で2022年以来のツアー大会決勝進出を果たしたが、第1セットを先取したところでけがを理由に途中棄権した。
この日は全豪が行われるメルボルンパークで会見に臨み、「あのときは本当に打ちのめされた」「とにかく、つらかった。体が思うように動かないと感じたから」と振り返ると、「ここでプレーできるかとても不安だった」と明かした。
けがの程度を確認するために検査を受けたものの結果はちぐはぐで、「MRIの結果はすばらしいものではなかったけれど、悪くもなかった」としつつ、「試合でプレーできるとかなり楽観している。つまり、確実に試合には出られる」「ここに来てからの2日間は、かなり良い練習ができているので、順調に進んでいると思う」と語った。
2023年に第1子出産で1年3か月の休養を取り、1年前にツアー復帰を果たした27歳の大坂は、産休後は走ることさえ難しくテニスに復帰することは大変だったと認め、「プロレベルに戻るのが非常に難しい理由がよくわかる」「ガイドブックはない。でも、体が言うことに従うしかない」と手探りの状態であることを明かした。
現在世界ランキング50位につけている大坂は、全豪初戦で昨年大会の1回戦で敗れた同58位のキャロリン・ガルシア(フランス)と対戦する。
【翻訳編集】AFPBB News