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横浜FM新指揮官、サウスゲイト監督の影からの脱却に意欲

AFPBB News 2025年1月12日 10時21分

【AFP=時事】サッカーJリーグ1部(J1)、横浜F・マリノスの新指揮官に就任したスティーブ・ホーランド監督が11日、会見に臨み、イングランド代表でアシスタントコーチとして付いたギャレス・サウスゲイト監督の影から抜け出す準備はできていると話した。

54歳のホーランド新監督は、サウスゲイト監督の右腕として共にイングランド代表で8年間を過ごし、その間に2度の欧州選手権準優勝と1度のW杯ベスト4を経験した。二人とも昨年の欧州選手権限りで退任し、ホーランド新監督は今回、アンジェ・ポステコグルー氏やハリー・キューウェル氏も率いたマリノスの指揮官に就任した。

ホーランド新監督はチェルシーでも8年間アシスタントを務めたが、チームを率いた経験は2007年から2008年にかけてのクルー・アレクサンドラだけとなっている。

マリノスでの初トレーニングを指導した後、就任会見に臨んだホーランド新監督は、自身の指導者キャリアについて「大きな野心」を持っていたと語った。

「彼(サウスゲイト監督)が私の家に来たとき、監督になりたいとはっきり伝えた」と、欧州選手権の決勝後すぐに独立の意向を伝えたことを明かすと、「二人の関係を尊重して、彼が次の仕事に就くなら新しいアシスタントを見つける時間を持てるように、早めに知らせたかった」と続けた。

「ここに来られて非常にうれしい。本当にエキサイティングなプロジェクトだし、今季それに選手と一緒に取り組めるのを楽しみにしている」

マリノスは昨季リーグ9位に終わり、AFCチャンピオンズリーグでは準優勝だった。イングランドのリバプールやリーズ・ユナイテッドで選手として活躍したキューウェル氏を監督に迎えて開幕したが、シーズン途中に解任。その後はアシスタントだったジョン・ハッチンソン氏が暫定監督を務めた。

ホーランド新監督は、日本で「得た機会を非常に楽しみにしている」と述べ、「監督になりたいという非常に大きな野心を持っていたし、そのステップを踏むための経験を積んできたことで、準備は十分にできたと感じている」とコメントした

【翻訳編集】AFPBB News

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