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「戻れてうれしい」 モイーズ氏がエバートン指揮官に復帰

AFPBB News 2025年1月12日 11時41分

【AFP=時事】イングランド・プレミアリーグで苦戦中のエバートンは11日、解任したショーン・ダイチ前監督の後任として、デビッド・モイーズ氏が復帰すると発表した。

61歳のモイーズ氏は、2002年から2013年までエバートンで指揮を執り、その間に2004-05シーズンのプレミア4位フィニッシュや2008-09シーズンのFAカップ決勝進出で評価を高めた。

クラブの新オーナーであるフリードキン・グループは9日、チームがピーターバラ・ユナイテッドに勝利したFAカップの数時間前にダイチ前監督を解任した。降格圏と勝ち点わずか1差の16位という状況での決断だった。

モイーズ氏は2年半の契約に合意したと報じられており、来シーズンは5万3000人収容の新スタジアムでチームを率いることになる。

モイーズ氏は「戻れてうれしい! エバートンでは11年間、素晴らしい成功を楽しませてもらったから、この偉大なクラブに戻る機会が与えられ、ためらいはなかった」と話し、「今、われわれにはすべてのファンの力が必要だ。この大切なシーズンに選手を支えてほしい。そうすれば、プレミアリーグのチームとして素晴らしい新スタジアムに移れる」と続けた。

モイーズ氏はエバートンで実績を残したことで、アレックス・ファーガソン元監督の後任としてマンチェスター・ユナイテッドでのチャンスを与えられたが、新チームでは苦戦して1シーズンもたずに解任された。その後はスペイン1部リーグのレアル・ソシエダとイングランドのサンダーランドを短期間指揮し、ウェストハムを2度率いた間に再び評価を上げた。

【翻訳編集】AFPBB News

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