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五輪金メダリスト鄭、世界110位に苦戦も初戦突破 全豪OP

AFPBB News 2025年1月12日 14時58分

【AFP=時事】全豪オープンテニスは12日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第5シードの鄭欽文(中国)はアンカ・トドニ(ルーマニア)との接戦を7-6(7-3)、6-1で制して2回戦に進出した。

パリ五輪金メダリストの鄭は、第1セットに相手のセットポイント3本をしのがなければならず苦戦を強いられたが、世界ランキング110位の相手を2時間近くかかって退けた。

昨年アリーナ・サバレンカに決勝で敗れた強打の鄭は、相手のサービスゲームをブレークして第1セットを5-3とリードし、このときは簡単な試合になるかに見えた。しかし、トップ10の選手にまだ勝ったことがなく、今年が全豪オープンデビューのトドニも諦めず、ブレークバックして5-5に追いついた。

さらにトドニは6-5と先行したが、鄭は相手の三つのセットポイントを防ぎ、タイブレークに持ち込んで75分に及んだこのセットを獲得した。

大会前の前哨戦に出場しなかった鄭は勘が鈍っている様子で、フットワークも重く、粘り強いトドニを振り切るチャンスを何度も逃したが、第2セットではギアを上げていきなり3-0のリードを奪い、最後はサービスエースで試合を締めくくった。

鄭は15日の2回戦で、ラウラ・シグムンド(ドイツ)かヘイリー・バプティスト(米国)の勝者と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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