【AFP=時事】フィリピンは14日、中国海警局によるパトロール活動が自国沿岸に一段と近づきつつあることに警戒感をあらわにした。
国家安全保障会議のジョナサン・マラヤ報道官は記者団に対し、中国海警局が今月、「モンスター船」の異名を持つ沿岸警備船を配備したことが、係争水域における中国の「攻撃性増長」ぶりを示していると語った。
マラヤ氏はまた、今年に入って中国船はフィリピン沿岸により接近して展開されるようになっており、フィリピンの漁業を妨害するための「威嚇戦術」だと主張した。
その上で、「われわれがそうした戦術に屈することで助長させていないし、それはこれからも同じだ。威嚇に直面して浮き足立つことはなく、ひるむこともない」と強調した。
全長165メートルの「モンスター船」は、サンバレス州カポネス島の西143キロの地点で最後に確認されている。
【翻訳編集】AFPBB News
国家安全保障会議のジョナサン・マラヤ報道官は記者団に対し、中国海警局が今月、「モンスター船」の異名を持つ沿岸警備船を配備したことが、係争水域における中国の「攻撃性増長」ぶりを示していると語った。
マラヤ氏はまた、今年に入って中国船はフィリピン沿岸により接近して展開されるようになっており、フィリピンの漁業を妨害するための「威嚇戦術」だと主張した。
その上で、「われわれがそうした戦術に屈することで助長させていないし、それはこれからも同じだ。威嚇に直面して浮き足立つことはなく、ひるむこともない」と強調した。
全長165メートルの「モンスター船」は、サンバレス州カポネス島の西143キロの地点で最後に確認されている。
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