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メドベが5セットで初戦突破 ラケット破壊する場面も 全豪OP

AFPBB News 2025年1月14日 17時22分

【AFP=時事】全豪オープンテニスは14日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第5シードのダニール・メドベージェフは6-2、4-6、3-6、6-1、6-2でワイルドカード(主催者推薦)のカシディット・サムレジ(タイ)を退け、2回戦に進出した。

第3セットの終盤には冷静さを失い、ネットについたカメラを何度もたたいてラケットを破壊する場面もあったが、そこから立て直して5セットマッチを制した。

カメラも粉々に壊れ、ボールキッズが残がいを片付けた。スタッフがネットの修理にあたる間、試合の進行も一時中断した。

メドベージェフは第2子誕生のためオーストラリア入りが遅れ、実戦も昨年11月に行われたシーズン最終戦のATPファイナルズ以来だった。

試合後のインタビューでは「自分はテニスをしている時間が長い方が調子が良いから、1時間半とかではなく最低3時間は必要だ」と冗談を飛ばしつつ、「ただ、第2、3セットはボールが当たらなかった。どうすればいいか分からなかった」と明かした。

アジア太平洋地域のプレーオフを制してワイルドカードを手にし、自身初の四大大会(グランドスラム)本戦に勝ち上がってきたサムレジについては「事前に彼の試合は見ていたが、ここまでのレベルではなかったので驚かされた」とコメントした。

メドベージェフは直近4年の全豪オープンで3度決勝に進出しているが、いずれも優勝を逃している。昨年は決勝で2セットアップからヤニック・シナー(イタリア)に逆転負けを喫した。

【翻訳編集】AFPBB News

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