【AFP=時事】ドイツ警察は14日、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が移民を帰国させる趣旨の片道航空券を模した選挙運動用ビラを配布したことを受け、調査していると発表した。
ビラには「送還チケット」と書かれ、チケットの乗客名は「不法移民」、目的地は「安全な出身国」と記載されている。
南西部の都市カールスルーエで配布されたこのビラには、外国人への給付金削減や「イスラム化」の終結といったAfDの選挙公約も書かれている。
複数の移民が数日前からこのビラを受け取ったことをソーシャルメディアに投稿しているが、AfDは外国人に特定して送ったことを否定している。
この選挙キャンペーンは国内で反発を招いており、1930年代にナチス・ドイツが配布したエルサレム行きの片道切符に例える批評家もいる。
カールスルーエの警察はAFPに対し、市民からの通報を受け、憎悪扇動の可能性で調査を開始したと述べた。
【翻訳編集】AFPBB News
ビラには「送還チケット」と書かれ、チケットの乗客名は「不法移民」、目的地は「安全な出身国」と記載されている。
南西部の都市カールスルーエで配布されたこのビラには、外国人への給付金削減や「イスラム化」の終結といったAfDの選挙公約も書かれている。
複数の移民が数日前からこのビラを受け取ったことをソーシャルメディアに投稿しているが、AfDは外国人に特定して送ったことを否定している。
この選挙キャンペーンは国内で反発を招いており、1930年代にナチス・ドイツが配布したエルサレム行きの片道切符に例える批評家もいる。
カールスルーエの警察はAFPに対し、市民からの通報を受け、憎悪扇動の可能性で調査を開始したと述べた。
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