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ロシアが世界中で「航空テロ」計画 ポーランド首相

AFPBB News 2025年1月16日 10時46分

【AFP=時事】ポーランドのドナルド・トゥスク首相は15日、ロシアが世界中の航空会社に対して「航空テロ」を計画し、ポーランド国内外で破壊工作と陽動作戦を行っていると非難した。

トゥスク氏は、隣国ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とワルシャワで会談した。その際の記者会見で「ポーランドは、ロシアが企図している破壊工作と陽動作戦に対抗する上で、欧州で重要な役割を果たしている」と主張。

「ロシアは航空テロを企てていた。ポーランドのみならず、世界中の航空会社に対してもだ」と付け加えた。

昨年11月、リトアニア当局は西側諸国に向かう航空機で発火装置が発送された事件に関する刑事捜査の一環として、容疑者を逮捕した。

ポーランドとリトアニアのメディアによると、発火性物質が仕込まれた電動マッサージ器などが7月にリトアニアから英国に送られ、ワルシャワ郊外で起きたトラック火災の原因となったとみられている。

リトアニアの大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、一連の事件についてロシアを非難している。

また、英警察の反テロ部局は昨年10月、小包が中継所で爆発した事件について捜査していると発表した。先に類似する事件が発生したドイツは、ロシアの企てによるものだと主張している。

【翻訳編集】AFPBB News

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