【AFP=時事】演劇界で活躍し、映画でも存在感を発揮してアカデミー賞にノミネートされた英国人俳優ジョーン・プロウライトさんが16日、死去した。95歳。家族が17日に公表した。
家族は、「デイム・ジョーン・プロウライト、レディ・オリヴィエが2025年1月16日、デンビル・ホール(俳優や演劇人向けに作られた高齢者施設)で家族に囲まれながら95歳という輝かしい年齢で安らかに永眠したことを深い悲しみとともにお知らせします」としている。
プロウライトさんは、1961年に舞台「ア・テイスト・オブ・ハニー(蜜の味)」でトニー賞を受賞した。
舞台では夫で名優のローレンス・オリヴィエさんとたびたび共演し、1989年にオリヴィエさんが亡くなってからは映画界で活躍。
映画『魅せられて四月』(1991年)では、辛らつなミセス・フィッシャーを演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
フランコ・ゼフィレッリ監督の映画『ムッソリーニとお茶を』(1998年)では、英国人俳優で同じくデイムの称号を持つ2人、マギー・スミスさん、ジュディ・デンチさんとも共演した。
さらに、「わんぱくデニス」、「ラスト・アクション・ヒーロー」、「101」など、若年層に人気の映画にも出演した。
加齢黄斑変性のため、徐々に視力を失い、2014年に俳優業から引退。
この当時、「つらい」と心情を吐露しながら、誰もが人生のどこかで決断しなければならないとし、「私のように、非常に恵まれた人生を送り、幸運を手にしてきたなら、『今度は私の番だ』と言わなければならない」と語っていた。
【翻訳編集】AFPBB News
家族は、「デイム・ジョーン・プロウライト、レディ・オリヴィエが2025年1月16日、デンビル・ホール(俳優や演劇人向けに作られた高齢者施設)で家族に囲まれながら95歳という輝かしい年齢で安らかに永眠したことを深い悲しみとともにお知らせします」としている。
プロウライトさんは、1961年に舞台「ア・テイスト・オブ・ハニー(蜜の味)」でトニー賞を受賞した。
舞台では夫で名優のローレンス・オリヴィエさんとたびたび共演し、1989年にオリヴィエさんが亡くなってからは映画界で活躍。
映画『魅せられて四月』(1991年)では、辛らつなミセス・フィッシャーを演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
フランコ・ゼフィレッリ監督の映画『ムッソリーニとお茶を』(1998年)では、英国人俳優で同じくデイムの称号を持つ2人、マギー・スミスさん、ジュディ・デンチさんとも共演した。
さらに、「わんぱくデニス」、「ラスト・アクション・ヒーロー」、「101」など、若年層に人気の映画にも出演した。
加齢黄斑変性のため、徐々に視力を失い、2014年に俳優業から引退。
この当時、「つらい」と心情を吐露しながら、誰もが人生のどこかで決断しなければならないとし、「私のように、非常に恵まれた人生を送り、幸運を手にしてきたなら、『今度は私の番だ』と言わなければならない」と語っていた。
【翻訳編集】AFPBB News