【AFP=時事】ダカールラリーは17日、最終第12ステージが行われ、四輪部門ではオーバードライブ・レーシングのヤジード・アルラジが開催国サウジアラビア勢としては初の総合優勝を果たした。大会は2020年から、南米からサウジアラビアに舞台を移して開催されている。
アルラジは前日までのリードを維持してタイトルを手にし、トヨタ・ガズーレーシングのヘンク・ラテガン(南アフリカ)を3分57秒差の2位、フォード・Mスポーツのマティアス・エクストローム(スウェーデン)を20分21秒差の3位に抑えた。
ダカールでのこれまでの最高成績は2022年の総合3位だったアルラジは、「本当に、本当にうれしい。今回は簡単ではなく、出場した11年間で最も過酷なレースだった」と振り返った。
また、「間違いなく、きょうわれわれは多くの記録を打ち立てた。サウジアラビア人ドライバーが初めて優勝し、ここ25年間でプライベートチームがファクトリーチームを打ち負かしたことはなかった中で、今回はそれを成し遂げた」「ダカールで開催国の選手が優勝するのも史上初で、サウジアラビア勢がサウジアラビアのダカールで勝利した」と喜んだ。
通算5度のダカール制覇を誇るダチアのナセル・アルアティア(カタール)は、今大会でインパクトを残すことはできなかったものの、総合4位でフィニッシュした。
二輪部門では、レッドブルKTMファクトリー・レーシングのダニエル・サンダース(オーストラリア)が自身初の総合優勝を果たした。
サンダースはプロローグを制してから圧倒的な強さでレースを支配し、モンスターエナジー・ホンダのトーシャ・シャレイナ(スペイン)を8分50秒の大差で総合2位に抑えた。
今大会のサンダースは、ボリビアとアルゼンチンで開催された2017年大会でホアン・バレダ・ボート(スペイン)が達成して以来のステージ3連勝を記録。また、オーストラリア勢では2016年と19年のトビー・プライスに続く史上2人目の総合優勝を果たした。
【翻訳編集】AFPBB News
アルラジは前日までのリードを維持してタイトルを手にし、トヨタ・ガズーレーシングのヘンク・ラテガン(南アフリカ)を3分57秒差の2位、フォード・Mスポーツのマティアス・エクストローム(スウェーデン)を20分21秒差の3位に抑えた。
ダカールでのこれまでの最高成績は2022年の総合3位だったアルラジは、「本当に、本当にうれしい。今回は簡単ではなく、出場した11年間で最も過酷なレースだった」と振り返った。
また、「間違いなく、きょうわれわれは多くの記録を打ち立てた。サウジアラビア人ドライバーが初めて優勝し、ここ25年間でプライベートチームがファクトリーチームを打ち負かしたことはなかった中で、今回はそれを成し遂げた」「ダカールで開催国の選手が優勝するのも史上初で、サウジアラビア勢がサウジアラビアのダカールで勝利した」と喜んだ。
通算5度のダカール制覇を誇るダチアのナセル・アルアティア(カタール)は、今大会でインパクトを残すことはできなかったものの、総合4位でフィニッシュした。
二輪部門では、レッドブルKTMファクトリー・レーシングのダニエル・サンダース(オーストラリア)が自身初の総合優勝を果たした。
サンダースはプロローグを制してから圧倒的な強さでレースを支配し、モンスターエナジー・ホンダのトーシャ・シャレイナ(スペイン)を8分50秒の大差で総合2位に抑えた。
今大会のサンダースは、ボリビアとアルゼンチンで開催された2017年大会でホアン・バレダ・ボート(スペイン)が達成して以来のステージ3連勝を記録。また、オーストラリア勢では2016年と19年のトビー・プライスに続く史上2人目の総合優勝を果たした。
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