【AFP=時事】メキシコのクラウディア・シェインバウム大統領は19日、米国に滞在する自国民を守ると述べた。不法移民の追放計画を発表するとみられているドナルド・トランプ次期米大統領の就任を翌日に控えての表明となった。
メキシコ中部プエブラ州でのイベントに出席したシェインバウム氏は「あすから始まるトランプ米大統領との新しい時代において、まず第一に、われわれは米国に滞在するメキシコ人を守るつもりだ」と語った。
シェインバウム氏は、米国内の不法移民を送還するというトランプ氏の計画に直接言及することはせず、示唆するにとどめたが、この計画には数百万人のメキシコ人も対象となるとされる。
同氏は、米国に滞在する自国民を支援するために、約50か所の在米領事館を通じて弁護士を雇ったことを明らかにした。
一方、シェインバウム氏が師事してきたアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール前大統領は、2017~2021年の第1次トランプ政権時に米国と「うまくやっていた」として、両国がお互いを理解することは可能だと述べた。
ただ、「メキシコは誰の植民地でもなく、誰の保護下にもない」とも語り、次期米政権をけん制した。
【翻訳編集】AFPBB News
メキシコ中部プエブラ州でのイベントに出席したシェインバウム氏は「あすから始まるトランプ米大統領との新しい時代において、まず第一に、われわれは米国に滞在するメキシコ人を守るつもりだ」と語った。
シェインバウム氏は、米国内の不法移民を送還するというトランプ氏の計画に直接言及することはせず、示唆するにとどめたが、この計画には数百万人のメキシコ人も対象となるとされる。
同氏は、米国に滞在する自国民を支援するために、約50か所の在米領事館を通じて弁護士を雇ったことを明らかにした。
一方、シェインバウム氏が師事してきたアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール前大統領は、2017~2021年の第1次トランプ政権時に米国と「うまくやっていた」として、両国がお互いを理解することは可能だと述べた。
ただ、「メキシコは誰の植民地でもなく、誰の保護下にもない」とも語り、次期米政権をけん制した。
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