【AFP=時事】昨年11月に中国南部・広東省珠海市で発生した、35人が死亡、45人が負傷した自動車暴走事件で、死刑判決を受けた樊維秋(ファン・ウェイチウ)死刑囚(62)の刑が20日、執行された。
中国中央テレビ(CCTV)は同日、珠海の裁判所が「最高人民法院(最高裁)の執行命令に従い、刑を執行した」と報じた。
樊死刑囚は昨年11月11日、スポーツセンターの外で運動していた人々に向かって小型のスポーツ用多目的車(SUV)で故意に突っ込み、その後、車内で刃物を使い自殺を図った。
裁判所は先月、樊死刑囚が離婚後の財産分与などに不満を募らせ、「鬱憤(うっぷん)を晴らす」ことを目的に車を暴走させたと判断。「動機が極めて悪質かつ、犯罪の性質が極めて重大」として死刑を宣告した。
【翻訳編集】AFPBB News
中国中央テレビ(CCTV)は同日、珠海の裁判所が「最高人民法院(最高裁)の執行命令に従い、刑を執行した」と報じた。
樊死刑囚は昨年11月11日、スポーツセンターの外で運動していた人々に向かって小型のスポーツ用多目的車(SUV)で故意に突っ込み、その後、車内で刃物を使い自殺を図った。
裁判所は先月、樊死刑囚が離婚後の財産分与などに不満を募らせ、「鬱憤(うっぷん)を晴らす」ことを目的に車を暴走させたと判断。「動機が極めて悪質かつ、犯罪の性質が極めて重大」として死刑を宣告した。
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