【AFP=時事】欧州連合(EU)欧州委員会のバルディス・ドムブロフスキス上級副委員長(通商担当)は20日、ドナルド・トランプ米大統領が就任演説で外国に関税を課すと宣言したのを受け、EUは域内の利益を守る「準備ができている」と述べた。
ドムブロフスキス氏は、トランプ氏の発言について質問されたのに対し、「欧州の経済的利益を守る必要がある場合、われわれはその準備ができている」と語った。
ドムブロフスキス氏はまた、2017~2021年の第1次トランプ政権時、EUからの鉄鋼・アルミを対象とした米関税に対し、EUは「適切な方法で」対応し、二輪車大手ハーレーダビッドソンのオートバイやバーボンウイスキーなど米国からの輸入品を標的に報復関税を導入したと指摘。
その一方で、「EUと米国は戦略的同盟関係にあり、特にこの不安定な地政学的状況においては協力する必要がある」と改めて語り、通商摩擦は「米国を含むすべての国に多大な経済的コストをもたらす」と警告した。
【翻訳編集】AFPBB News
ドムブロフスキス氏は、トランプ氏の発言について質問されたのに対し、「欧州の経済的利益を守る必要がある場合、われわれはその準備ができている」と語った。
ドムブロフスキス氏はまた、2017~2021年の第1次トランプ政権時、EUからの鉄鋼・アルミを対象とした米関税に対し、EUは「適切な方法で」対応し、二輪車大手ハーレーダビッドソンのオートバイやバーボンウイスキーなど米国からの輸入品を標的に報復関税を導入したと指摘。
その一方で、「EUと米国は戦略的同盟関係にあり、特にこの不安定な地政学的状況においては協力する必要がある」と改めて語り、通商摩擦は「米国を含むすべての国に多大な経済的コストをもたらす」と警告した。
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