【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は就任初日の20日、中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の使用を事実上禁止する法律の施行を75日間停止するよう命じた。
この大統領令により、19日に施行された「外国敵対勢力が管理するアプリケーションから米国人を保護する法(TikTok禁止法)」の施行は先送りされる。
米国におけるTikTokの提供および更新を禁止する内容を含むTikTok禁止法は昨年、議会で圧倒的多数で可決され、ジョー・バイデン前大統領が署名した。
背景には中国政府が同アプリを利用して米国人をスパイしたり、データ収集やコンテンツ操作を通じて米世論に影響を与える可能性があるとの懸念があった。
だが、トランプ氏は同法からTikTokを救うために迅速に行動すると約束していた。
トランプ氏は大統領令に署名しながら、大統領選で若年層の票を獲得できたのはこのアプリによるところが大きいとし、「最初はそうではなかったが、今はTikTokに親しみを感じている気がする。TikTokを使って若者の支持を得た」と述べた。
TikTok禁止法は19日に施行。これに先立ちTikTokは18日夜、米国内でのサービスを停止したが、その後、19日中にサービスを再開した。サービス再開についてTikTok側は、20日に就任するトランプ次期大統領の尽力のおかげだとしている。
【翻訳編集】AFPBB News
この大統領令により、19日に施行された「外国敵対勢力が管理するアプリケーションから米国人を保護する法(TikTok禁止法)」の施行は先送りされる。
米国におけるTikTokの提供および更新を禁止する内容を含むTikTok禁止法は昨年、議会で圧倒的多数で可決され、ジョー・バイデン前大統領が署名した。
背景には中国政府が同アプリを利用して米国人をスパイしたり、データ収集やコンテンツ操作を通じて米世論に影響を与える可能性があるとの懸念があった。
だが、トランプ氏は同法からTikTokを救うために迅速に行動すると約束していた。
トランプ氏は大統領令に署名しながら、大統領選で若年層の票を獲得できたのはこのアプリによるところが大きいとし、「最初はそうではなかったが、今はTikTokに親しみを感じている気がする。TikTokを使って若者の支持を得た」と述べた。
TikTok禁止法は19日に施行。これに先立ちTikTokは18日夜、米国内でのサービスを停止したが、その後、19日中にサービスを再開した。サービス再開についてTikTok側は、20日に就任するトランプ次期大統領の尽力のおかげだとしている。
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