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1年前には「引退考えた」 バドサが復活の全豪OP4強

AFPBB News 2025年1月21日 15時41分

【AFP=時事】全豪オープンテニスの女子シングルスで準決勝に進出したパウラ・バドサ(スペイン)が、慢性的な背中のけがの影響で、昨年に現役を引退しかけた時期があったと明かした。


大会第11シードのバドサは21日の準々決勝で世界ランキング3位のココ・ガウフ(米国)を7-5、6-4で撃破。自身初の四大大会(グランドスラム)4強入りを果たし、コートに倒れ込んで喜んだ。


昨年には背中の複雑骨折の影響により、2022年に最高2位を記録した世界ランキングはトップ100から大きく外れたが、見事な復活を印象付ける勝利となった。


試合後のインタビューでも、「1年前は競技を引退しないといけないかもしれないと思っていた」と明かし、「1年後にまさか準決勝に勝ち残れているなんて思いもしなかった」と語った。


その後の会見では、昨年のクレーコートシーズン中に、炎症を起こした腰が治療に反応せず「引退を考えた」と話した。


だが、そこから腰の状態は改善し、ウィンブルドン選手権で4回戦に進出するなど徐々に復調した。ムバダラ・シティDCオープンでの優勝を皮切りに上位進出を重ね、現在は世界ランク12位まで浮上した。今大会後にはトップ10に復帰する。


準決勝では3連覇を狙う第1シードのアリーナ・サバレンカと第27シードのアナスタシア・パフリュチェンコワの勝者と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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