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ジョコ、マレー氏とのタッグ継続明言せず 全豪準決はけがで途中棄権

AFPBB News 2025年1月25日 9時57分

【AFP=時事】24日に行われた全豪オープンテニスの男子シングルス準決勝をけがで途中棄権したノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、今後もコーチのアンディ・マレー氏とのタッグを継続するか明言しなかった。

全豪オープンで通算10度の優勝を誇るジョコビッチは、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)との準決勝で第1セットをタイブレークの末に落とした直後、前の試合で痛めた左太ももの肉離れでプレーを続行できず、途中棄権した。

今大会では、全豪オープンで5度の決勝進出を経験しているマレー氏の助けを借りて、通算25度目の四大大会(グランドスラム)制覇を目指していた。準々決勝では、けがに見舞われながらもカルロス・アルカラス(スペイン)を撃破し、マレー氏とのタッグは奏功しているかのように思われていた。

ジョコビッチは、2人合わせて計27度のグランドスラム優勝を果たし、計3個の五輪金メダルに輝いているテニス界のレジェンド同士が再びチームを組む可能性について聞かれると、「分からない」と回答。「自分たちはたった今起きたことに失望しているので、将来のステップについて話し合っていない。まだコートを出たばかりだ」とし、「これからアンディと話し、ここにいてくれたことに感謝するつもりだ。もちろん前向きなフィードバックを伝え、彼がどう感じているかを確認し、次のステップを決める」と続けた。

さらに、予想外の終わり方をした直後で感情が高ぶっているため、急いで決断を下す前に一度気持ちを落ち着けた方が良いとし、「まだ頭が熱いし失望しているので、ページを切り替えて次のステップについて話し始めるのは難しい」「互いに少し冷静になってから話す必要があると思う」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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