【AFP=時事】ジョージア代表の柔道五輪王者ラシャ・ベカウリ(24)が車を運転中に子ライオンとたわむれる動画を投稿して批判の声を引き起こし、同国の動物園がその子ライオンを引き取る事態となった。
2021年東京五輪と24年パリ五輪の男子90キロ級で連覇を果たしたベカウリは、昨年12月にポルシェで首都トビリシを走行中に助手席で丸まっている子ライオンをなでたりする動画を投稿し、激しい非難を浴びた。個人が合法的に子ライオンを同国内に輸入することはほぼ不可能となっている。
トビリシ動物園の園長は24日、AFPの取材で、騒動を受けてこのライオンを引き取ったと語った。子ライオンは引き取られた際、筋萎縮や消化器系の問題、さらにはその他の病気に苦しむなど、かなりひどい状態だったとも明かした。
また、現在は園長のオフィスで飼育されており、机の上でほとんどの時間を寝て過ごしているという。
この話題はジョージア国内で大きなニュースとなり、動物園はこのライオンを支援するための寄付を募っている。また、哺乳瓶で餌を与えられたり、犬と遊んだり、後ろ足で立って冷蔵庫をのぞき込んだりしている子ライオンの写真も公開された。
ベカウリがこのライオンを手に入れた方法や、許可を得ていたのかついて、当局は公に調査を開始していない。
【翻訳編集】AFPBB News
2021年東京五輪と24年パリ五輪の男子90キロ級で連覇を果たしたベカウリは、昨年12月にポルシェで首都トビリシを走行中に助手席で丸まっている子ライオンをなでたりする動画を投稿し、激しい非難を浴びた。個人が合法的に子ライオンを同国内に輸入することはほぼ不可能となっている。
トビリシ動物園の園長は24日、AFPの取材で、騒動を受けてこのライオンを引き取ったと語った。子ライオンは引き取られた際、筋萎縮や消化器系の問題、さらにはその他の病気に苦しむなど、かなりひどい状態だったとも明かした。
また、現在は園長のオフィスで飼育されており、机の上でほとんどの時間を寝て過ごしているという。
この話題はジョージア国内で大きなニュースとなり、動物園はこのライオンを支援するための寄付を募っている。また、哺乳瓶で餌を与えられたり、犬と遊んだり、後ろ足で立って冷蔵庫をのぞき込んだりしている子ライオンの写真も公開された。
ベカウリがこのライオンを手に入れた方法や、許可を得ていたのかついて、当局は公に調査を開始していない。
【翻訳編集】AFPBB News