セルティック指揮官 古橋の退団を覚悟

【AFP＝時事】サッカースコティッシュ・プレミアシップの王者セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督は、1月の移籍市場で古橋亨梧（30）が退団することを覚悟しており、クラブは同選手なしでもやっていけると確信している。

古橋がフランス・リーグ1のレンヌに移籍することが濃厚となった中、ロジャーズ監督は24日、「彼を失うことは理解しているし、チームを前進させるためにそのクオリティーを補う必要があることも理解している」と述べた。

古橋は2021年7月にセルティックに加入して以降、国内で数々の栄誉を手にし、スコティッシュ・プレミアシップでは通算116試合に出場して合計63得点を挙げている。

ロジャーズ監督は、古橋が本拠地グラスゴーを去ることを残念に思うとした上で、「キョウゴはもう数か月も前から退団の意向を示していた。その気持ちが強まり、退団を望んでいる段階に達しているのは明らかだった。残念ながら、われわれは彼と取引し、最終的にそれをまとめなければならない」と述べた。

イングランド・プレミアリーグのリバプールで指揮を執った経歴を持つロジャーズ監督はさらに、「彼は今30歳で、その年代は新しい挑戦を求めている。彼はここセルティックで多くのことを成し遂げた」「しかし、キャリアのこの時点において、世界トップ5のリーグの一つに進む機会は彼にとって断りがたいものだったかもしれない。彼はもっと新しい何か、新しい挑戦が欲しかったのだと思う」とし、「取引が成立すれば、彼がセルティックのためにしてくれたすべてに感謝しなければならない」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News