【AFP=時事】(更新)全豪オープンテニスは25日、女子シングルス決勝が行われ、大会第19シードのマディソン・キーズ(米国)が2連覇中で第1シードのアリーナ・サバレンカを6-3、2-6、7-5で破り、29歳にして初の四大大会(グランドスラム)優勝を果たした。
熱戦の末に敗れた世界ランキング1位のサバレンカは、女子シングルスでは26年ぶりとなる全豪オープン3連覇はならなかった。
キーズは優勝が決まると叫んで喜び、涙を流した。サバレンカも第1セットを落としてから猛烈な反撃を見せたが、大会での連勝は20でストップし、タオルで顔を隠して悔しがった。
キーズは14歳でツアー初白星を挙げ、神童として将来の世界ランク1位と目されたところから、足掛け15年で悲願のグランドスラム優勝を遂げた。29歳でのグランドスラム初優勝は、オープン化以降では歴代4番目の年長記録。大会後には9年前に記録した自己最高ランキングに並ぶ世界7位に浮上する。
試合後のスピーチでは「ずっとこれが欲しかった。前にも一度グランドスラムの決勝に勝ち残ったが、そのときはうまくいかなかった」と感極まり、「また優勝を争えるこの場所まで戻ってこられるかは分からなかった」と話した。
試合はキーズが好スタートを切り、サバレンカのミスにも助けられながら3ブレークを奪って第1セットを先取。第2セットは逆にサバレンカが2ブレークに成功して取り返すと、最終セットは互いに譲らずキープ合戦が続いたが、最後はタイブレーク目前の第12ゲームでキーズがブレークし、頂点に立った。
敗れたサバレンカは「ここにいるときはホームのように感じる。来年はもっと強くなって戻ってきてベストを尽くしたい」と語り、王座奪還を誓った。
【翻訳編集】AFPBB News
熱戦の末に敗れた世界ランキング1位のサバレンカは、女子シングルスでは26年ぶりとなる全豪オープン3連覇はならなかった。
キーズは優勝が決まると叫んで喜び、涙を流した。サバレンカも第1セットを落としてから猛烈な反撃を見せたが、大会での連勝は20でストップし、タオルで顔を隠して悔しがった。
キーズは14歳でツアー初白星を挙げ、神童として将来の世界ランク1位と目されたところから、足掛け15年で悲願のグランドスラム優勝を遂げた。29歳でのグランドスラム初優勝は、オープン化以降では歴代4番目の年長記録。大会後には9年前に記録した自己最高ランキングに並ぶ世界7位に浮上する。
試合後のスピーチでは「ずっとこれが欲しかった。前にも一度グランドスラムの決勝に勝ち残ったが、そのときはうまくいかなかった」と感極まり、「また優勝を争えるこの場所まで戻ってこられるかは分からなかった」と話した。
試合はキーズが好スタートを切り、サバレンカのミスにも助けられながら3ブレークを奪って第1セットを先取。第2セットは逆にサバレンカが2ブレークに成功して取り返すと、最終セットは互いに譲らずキープ合戦が続いたが、最後はタイブレーク目前の第12ゲームでキーズがブレークし、頂点に立った。
敗れたサバレンカは「ここにいるときはホームのように感じる。来年はもっと強くなって戻ってきてベストを尽くしたい」と語り、王座奪還を誓った。
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