ネイマールがアル・ヒラル退団 契約解除で合意 クラブ発表

【AFP＝時事】（更新）サッカーサウジアラビア1部のアル・ヒラルは27日、ブラジル代表のスター選手であるネイマールと契約を解除することで合意したと発表した。

クラブはSNSに投稿した声明で、ネイマールと「双方合意の上で」契約を解除することになったと明かした。

32歳のネイマールは2023年8月に1億ユーロ（約161億6000万円）とも伝えられる年俸で加入したが、その2か月後の代表戦で左膝前十字靱帯（じんたい）断裂の重傷を負って1年間離脱。昨年10月に復帰したが、今度はハムストリングを痛め、結局アル・ヒラルではわずか7試合の出場にとどまり、1年半で退団することになった。

本人は「最後のW杯」として2026年のW杯北中米大会を目指す意向を示しているが、アル・ヒラルのジョルジュ・ジェズス監督は最近、「彼はもう以前のようなレベルではプレーできない。残念ながら、彼にとって状況は難しくなっている」と話していた。

ネイマールをめぐっては、米メジャーリーグサッカー（MLS）のクラブが獲得に興味を示していたが、ブラジルの報道によれば、最初に頭角を表した古巣サントスFCと復帰へ向けた交渉が行われているという。

【翻訳編集】AFPBB News