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プーチン氏、ウクライナと交渉あり得る ゼレンスキー氏とは不可能

AFPBB News 2025年1月29日 8時38分

【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は28日、ロシアはウクライナと和平交渉を行う可能性があると述べたが、「非合法な」ウォロディミル・ゼレンスキー大統領との直接対話の可能性は排除した。

プーチン氏は国営メディアの記者に対し、「(ゼレンスキー氏が)交渉に参加したいのであれば、私は人員を配置する」と述べる一方、大統領の任期が戒厳令中に終了したゼレンスキー氏を「非合法」だと呼んだ。

「交渉して妥協点を見つけたいという意欲があるなら、誰にでもそこで交渉を主導させればいい」「当然、われわれはわれわに適した、われわれの利益に合致するものを目指す」と付け加えた。

これに対しゼレンスキー氏は、「真の平和」を達成するチャンスがあるものの、プーチン氏が戦闘停止の努力を妨害しているとX(旧ツイッター)に投稿。

「きょう、プーチン氏が交渉を恐れ、強い指導者を恐れ、戦争を長引かせるためにあらゆる手段を講じていることが改めて確認された」と述べた。

ウクライナはロシアと米国の間の和平交渉から除外されることを警告しており、プーチン氏がドナルド・トランプ米大統領を「操作」しようとしていると非難している。

プーチン氏はまた、西側がウクライナへの支援を打ち切れば、戦闘は2か月以内に終わると主張。「金と、広い意味での弾薬が尽きれば、彼らは1か月も存続できない。すべてが1か月半から2か月で終わるだろう」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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