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女子ラグビー普及に尽力 SNSで人気の「スター」 イローナ・マー

AFPBB News 2025年1月29日 17時7分

【AFP=時事】米国出身の女子ラグビー選手で、SNSで高い人気を誇るイローナ・マー(28)が、自身は「スーパースター」としての立場を楽しんでいるとしつつ、仲間の女子ラグビー選手の知名度を上げたいと考えていると話した。

昨夏のパリ五輪の7人制ラグビーで銅メダルを獲得したマーは、インスタグラムとティックトックで合計800万人以上のフォロワーを誇り、世界で最もフォロワーの多いラグビー選手となっている。米ABCテレビのダンスコンテスト番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」の最新シリーズにも出演し、準優勝した。

今年からはイングランド・プレミアシップのブリストル・ベアーズに加入し、今月初めに行われたデビュー戦では女子の試合としてはクラブ記録となる9000人超の観客を集めた。米国からもファンが駆けつけ、マーは試合後1時間以上にわたってサインや写真撮影に応じた。

「私はスーパースターであることが大好き」というマーだが、「人からはスーパースターと言われるが、それだけでは競技にとって十分ではない」「一人だけではなく、もっと多くのスーパースターが必要。人々がさまざまな選手とつながることが、競技の成長につながる」と語る。

2021年からは15人制でもプレーし、現在は今夏イングランドで開催される女子W杯の米代表入りを目指している。

「もっと多くの女性が、その舞台を使って自らを発信する必要がある」と指摘し、「良いラグビーをして、良い動画を投稿する。これが両立できることを証明したい。私たちは皆、このW杯を生かす必要がある」と訴えた。

「自分を発信するということは、人々とのつながりを得るということ。競技を成長させたいのなら、それは私たちの手にかかっている。もっとやらないといけない。それくらい単純な話だと思う」

【翻訳編集】AFPBB News

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