ネイマール、古巣サントスFCと契約

【AFP＝時事】サッカーサウジアラビア1部のアル・ヒラルを退団したブラジル代表のネイマール（32）は31日、自身のキャリアをスタートさせたカンピオナート・ブラジレイロ（ブラジル全国選手権）1部のサントスFCと6か月の契約を結んだ。

ブラジル代表歴代最多得点を誇るネイマールはこの日、サントスの本拠地でファンにお披露目された。イベントでは複数の地元ミュージシャンによるコンサートが開かれ、楽しんでいる様子を見せていた。

クラブのフェルナンド・ボナビデス副会長は、「この契約はまず6か月間だが、彼がわれわれの下に残るよう全力を尽くす」「われわれの望みは、彼が来年のW杯まで残留することだ」と地元テレビ局Canal SporTVで語った。

スペイン1部リーグのFCバルセロナやフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン（PSG）などでプレーしたネイマールは、クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマらスーパースターがこぞってサウジリーグに移籍していた中、約1億400万ドル（約161億円）と伝えられる年俸で2023年8月にアル・ヒラルに加入した。

しかし、その2か月後には、2026年W杯南米予選で左膝十字靱帯（じんたい）を断裂し、1年間離脱。復帰後もハムストリングや膝のけがに悩まされ、結局アル・ヒラルでは7試合しかプレーせずに古巣サントスへ復帰した。

【翻訳編集】AFPBB News