アストン・ビラFWデュランがアル・ナスル加入 移籍金は123億円か

【AFP＝時事】サッカーイングランド・プレミアリーグのアストン・ビラに所属するコロンビア代表FWジョン・デュランが31日、サウジアラビア1部リーグのアル・ナスルに加入した。

21歳のデュランは途中出場でのプレーで存在感を示していたものの、ビラではレギュラーとして定着することができなかった。今季の欧州チャンピオンズリーグでは、バイエルン・ミュンヘン戦で決勝点を奪い、クラブの勝利に貢献していた。

サウジ国内の移籍市場最終日に加入したアル・ナスルでは、クリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネとともに攻撃陣を担うことになる。

移籍金は総額6400万ポンド（約123億円）と伝えられている。これは、ビラが受け取った金額としては、ジャック・グリーリッシュがマンチェスター・シティに移籍した際の1億ポンド（約192億円）に次ぐ高額移籍金となる。

デュランは2023年1月に米メジャーリーグサッカー（MLS）のシカゴ・ファイアーから移籍金1800万ポンド（約34億6000万円）でビラに加入し、公式戦78試合で20得点を記録したが、リーグ戦の先発はわずか7試合にとどまった。

ビラはデュランの退団により、アーセナルから移籍金6000万ポンド（約115億円）のオファーを受けていたとされているイングランド代表FWオリー・ワトキンスの残留が確実になったとみられる。

ビラを率いるウナイ・エメリ監督はこの日、ワトキンスがクラブ残留の希望を伝えていたことを明らかにした。

【翻訳編集】AFPBB News