【AFP=時事】北朝鮮観光専門の旅行会社「高麗ツアーズ」は3日、現最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の父で、前最高指導者の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日を記念する旅行の予約受付を開始したと発表した。訪問先は、中国と国境を接する経済特区「羅先経済貿易地帯」となる。
中国・北京に拠点を置く同社は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な流行)によって「2020年1月に国境が閉鎖されて以来初めて」、北朝鮮が外国人観光客に門戸を開くとしている。
同社ウェブサイトでは、「北朝鮮の経済特区・羅先の必見スポットを訪れ、最大の祝日の一つ、金正日氏の誕生日を北朝鮮で祝える」とうたっている。
故金正日氏の誕生日に当たる2月16日は「光明星節」と呼ばれ、軍事パレードを含む大規模な公共の祝賀行事が恒例となっている。
ツアー行程には工場や学校訪問の他、観光客が北朝鮮の銀行口座を開設できる銀行訪問も含まれている。
ただし、高麗ツアーズは、すでに予約は可能だが、中国当局による国境開放に関する情報を待っている状態で「確定はしていない」と付け加えた。
北朝鮮も中国も、この計画に関する当局からの発表はない。
別の北朝鮮観光専門会社「青年先鋒旅行社(ヤング・パイオニア・ツアーズ)」も先月、羅先ツアーを発表している。
【翻訳編集】AFPBB News
中国・北京に拠点を置く同社は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な流行)によって「2020年1月に国境が閉鎖されて以来初めて」、北朝鮮が外国人観光客に門戸を開くとしている。
同社ウェブサイトでは、「北朝鮮の経済特区・羅先の必見スポットを訪れ、最大の祝日の一つ、金正日氏の誕生日を北朝鮮で祝える」とうたっている。
故金正日氏の誕生日に当たる2月16日は「光明星節」と呼ばれ、軍事パレードを含む大規模な公共の祝賀行事が恒例となっている。
ツアー行程には工場や学校訪問の他、観光客が北朝鮮の銀行口座を開設できる銀行訪問も含まれている。
ただし、高麗ツアーズは、すでに予約は可能だが、中国当局による国境開放に関する情報を待っている状態で「確定はしていない」と付け加えた。
北朝鮮も中国も、この計画に関する当局からの発表はない。
別の北朝鮮観光専門会社「青年先鋒旅行社(ヤング・パイオニア・ツアーズ)」も先月、羅先ツアーを発表している。
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