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米旅客機衝突事故、フィギュア関係の犠牲者は28人 全体の半数近く

AFPBB News 2025年2月4日 10時7分

【AFP=時事】米国フィギュアスケート協会は3日、首都ワシントン近郊で前週発生した小型旅客機と米陸軍ヘリコプターの空中衝突事故で犠牲になった67人のうち、半数に近い28人が競技関係者だったと発表した。

この事故では、ペアの元世界王者でロシア出身のエフゲニア・シシコワ氏とワジム・ナウモフ氏を含むコーチ4人が亡くなった。

協会はインスタグラムで、亡くなった関係者のうち11人は11歳から16歳のジュニア選手で、残りの13人は関係者の家族だったと明かした。

乗客は、カンザス州ウィチタで行われた全米選手権後の強化合宿から戻ってくる途中だった。

協会の最高経営責任者(CEO)を務めるサミュエル・オクシア氏は、「彼らは素晴らしいアスリートであり、優しくて協力的な家族の一員であり、選手のために尽力したコーチだった。彼らはグローバルなスケートコミュニティーの愛すべきメンバーであり、われわれはともに彼らの死を悼んでいる」と追悼した。

また、事故で直接的に影響を受けた人々を支援するための基金が設立されたことや、追悼行事を多数予定していることを明かし、「われわれが失った人々はフィギュアスケートの技を磨くことに人生をささげ、その多くはいつかオリンピアンになることを目指していた。われわれは彼らを決して忘れない」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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