【AFP=時事】デンマーク自治領グリーンランドで昨年12月に釈放された反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者、ポール・ワトソン容疑者(74)が3日、フランスのパリ市から名誉市民権を授与された。
パリ市のアンヌ・イダルゴ市長は今回の授与について「脅威にさらされ」「人権に関わる戦いをする」人々に与えられるものだと説明した。
パリ市庁舎で開かれた式典では、イダルゴ市長がワトソン容疑者に直接市民権を授与し「これは(他とは)違う、パリ市の国際的な活動の一環だ」と述べた。
ワトソン容疑者は日本の身柄引き渡し要請に基づき、グリーンランドで5か月間勾留されていたが昨年12月17日に釈放され、その後、フランスに戻った。
式典後、ワトソン容疑者は「私はおそらく人生の半分を勾留された状態で過ごしてきたが、一度も有罪判決を受けたことはない。不可能なことを可能にするためには、自分の信念を貫き、リスクを冒さなければならないこともある。(中略)私たちは、日本やアイスランド、ノルウェーによる捕鯨活動を阻止するための闘いを続けていく」と話した。
【翻訳編集】AFPBB News
パリ市のアンヌ・イダルゴ市長は今回の授与について「脅威にさらされ」「人権に関わる戦いをする」人々に与えられるものだと説明した。
パリ市庁舎で開かれた式典では、イダルゴ市長がワトソン容疑者に直接市民権を授与し「これは(他とは)違う、パリ市の国際的な活動の一環だ」と述べた。
ワトソン容疑者は日本の身柄引き渡し要請に基づき、グリーンランドで5か月間勾留されていたが昨年12月17日に釈放され、その後、フランスに戻った。
式典後、ワトソン容疑者は「私はおそらく人生の半分を勾留された状態で過ごしてきたが、一度も有罪判決を受けたことはない。不可能なことを可能にするためには、自分の信念を貫き、リスクを冒さなければならないこともある。(中略)私たちは、日本やアイスランド、ノルウェーによる捕鯨活動を阻止するための闘いを続けていく」と話した。
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