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トランプ氏がスーパーボウル現地観戦へ、現職の米大統領では初

AFPBB News 2025年2月5日 11時34分

【AFP=時事】米ホワイトハウスは4日、ドナルド・トランプ大統領が、現職の大統領として初めてナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のスーパーボウルを現地で観戦すると発表した。

今年の第59回スーパーボウルは、9日にルイジアナ州ニューオーリンズのシーザーズ・スーパードームで行われ、カンザスシティ・チーフスとフィラデルフィア・イーグルスが激突する。大統領が観戦に訪れることは米メディアで報じられていたが、この日ホワイトハウス関係者が報道を認めた。

スーパーボウルは米スポーツ最大の祭典で、現職の大統領が観戦するのは初めて。過去には2002年と2017年にジョージ・H・W・ブッシュ元大統領がコイントスに参加し、ロナルド・レーガン大統領も1985年のスーパーボウルでホワイトハウスからコイントスを行った。

トランプ大統領はNFLと良好な関係を築いているとは言えず、ロジャー・グッデル・コミッショナーをしばしば批判している。2017年には、人種差別への問題提起として米国歌演奏中に膝つきを行った選手を愛国心がないと非難し、選手から抗議を受けた。

一方でグッデル氏は、多様性と包括性を重視した採用という、トランプ政権が反対している方針を維持すると強調し、ホワイトハウスの怒りを買いかねない主張を行っている。

【翻訳編集】AFPBB News

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